噛む回数を増やすことで得られる5つのメリット

咀嚼すると、副交感神経が優位になり、唾液が自然に出ます。
唾液が出ると、さらにものを噛みやすくなり、含まれるアミラーゼ という成分が消化をサポートします。
※アミラーゼとは唾液に含まれる消化酵素のことです。口に入ってくるご飯などの食べ物を、ブドウ糖に変換するはたらきがあります。

咀嚼をすればするほど、唾液が出ます。
これによりさらなる消化が進みます。


胃に入る前に、咀嚼し、唾液で消化の下準備をしておくことは非常に重要です。
硬いものを細かく砕いたり、唾液であらかじめ溶かしておくことは、体がエネルギーを効率的に変換するために行っている自然のメカニズムです。

消化がうまく行くと、新陳代謝の面でエネルギーに変換されやすくなります。
消化がきちんとされると、たくさん食べなくても十分なエネルギーが変換できるようになります。

逆に消化不良であると、エネルギーの変換効率が落ちるので、量を多く食べたり、間食をしないと間に合わなくなります。

具体的にはご飯をかみしめるときに、やわらかいからといってあまり噛まないで飲み込むと、糖分が吸収されにくくなり、後に甘い物を食べたくなったりします。

ご飯一膳からでも糖分がとれますので、きちんと噛んで食べるように心がけてくださいね。
また唾液には次のような効果があります。
消化サポート・・・噛むことで胃腸の負担を下げ、唾液にもアミラーゼという消化の機能があります。

虫歯予防・・・唾液に含まれるハイドロオキシアパタイト・フッ素などにより歯の修復がなされます。歯周病、口内炎、虫歯を予防します。

ガン予防・・・唾液に含まれるラクトペルオキシダーゼは、発ガン性物質を作る活性酸素を減らす働きがあります。
といったように、咀嚼と唾液は、たくさんのメリットを体にもたらします。




たくさん噛むことで便秘予防になる

咀嚼をすると、食べ物が細かく砕かれて、唾液の分泌も手伝い、胃や腸に届くまでに消化されやすい状態になっています。

消化されにくいまま腸に便がいくと、宿便として残ってしまいます。
この宿便がたまるとポッコリお腹ができあがってしまいます。

特に男性よりも女性のほうが溜まりやすいようです。
また低血圧の人も注意です。
熱量が足りないために宿便が腸内につきやすいようです。
少しでも咀嚼をして胃腸に負担をかけずに、便秘を予防しましょう。



噛む回数と満腹感の関係性

咀嚼は脳にも関係があります。
咀嚼をすると、脳の満腹中枢から満腹の信号が出て、食べる量をコントロールするそうです。

空腹か満腹かを、判断して、食べたいと思う本能をコントロールするものです。
しっかり回数を噛むことで、満腹中枢を刺激します。
ご飯をあまり噛まないで、早く食べる人がいますが、その場合、満腹中枢から信号が送られずに、結局、量を多く食べてしまいます。

おかわりをして食べた後に遅れて、最初に食べた分の満腹中枢からの信号がやっと届くので、お腹がいっぱいになります。

可能なかぎり(といっても20-30分程度ですが)、しっかり咀嚼して食べるようにしてください。
自然と満腹の信号が脳から出ます。


周りの人より食べるのが早いひとは、太りやすいと考えてください。

美人は時間をかけて食事をすると書きました。
食事量は咀嚼回数や時間に、関係が大いにあります。

また麺類など食べやすいものの場合、まったく噛まないでのみこんでしまうこともありますので、注意が必要です。



噛む回数を自然と増やしてくれる咀嚼のコツ

当たり前のように繰り返してきた咀嚼ですが、そんなに簡単に30回も噛めないというのが現状ではないでしょうか。

たしかに時間に追われて生活をしている日常では、自然と早く食事を済ませてしまう習慣が身に付いているかもしれません。

そのような場合に有効なコツがあります。
なんのことはありません。
一口食べたら、箸を置いて、噛む

たったそれだけです。
これだけでかなり咀嚼が簡単になります。
なぜか人は片手にお茶碗や箸を持ったままだと、次の食べる動作に、自然と神経が準備するようにできているようです。

誰に急かされるともなく、片手に箸や茶碗を持っていると、手の神経が働いてしまい、次の食事を無意識に運んできてしまいます。

まず箸と茶碗を置いて、手はひざの上に置くなどして、ゆっくり噛むことに集中することが大事です。
騙されたと思って、是非やってみてください。

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